おしゃれ戦線離脱中からの復帰を考える
世の中は美魔女ブームだそうで、70歳代なのに40歳代に見える美魔女とか、
40歳代なのに20歳代に見える美魔女の方々がいらっしゃいます。
それはもう大変な努力をしていらしたり、
食事に気を遣っていらしたり、
棚からぼた餅てきに、気が付いたら美魔女でした、ということは少ないと思うので、一所懸命な方々なんだな~と素直に思うわけですが、
ちゃっかり型な私としては、
(せっかく今、40歳代なので)「本当は私、70歳。」と心に思って、美魔女気分を味わいます。(笑)
そう考えると、「今」が、いかに大切か、ということなのかも知れません。
「山の彼方の空遠く、幸い住むと人の言う」という訳詩は有名ですが、
(カール・ブッセ作、上田敏訳)
目があって鼻があって口がある。そこに幸せを感じずに、不満を並べても、ただただその時間が勿体ないなという気がしています。
今日の自分に感謝して生きる。
そういうことは、とても大切だと思います。
さて、何の宗教? という話になりましたが、(笑)
とは言っても、見かけはとても大切です。
若い女の子の時期は、それなりに気を遣い、ちょっと頑張っていたという人が多い。
学校に通っていると、集団生活の中で、みんなの視線があり、
そんなに手を抜けない。(笑)
子供二人の時まで、おしゃれでした。とか、
双子生まれるまで、頑張っていました。とか。
ただ、その後、
おしゃれしても誰も見てないし、
忙しいし、
人によっては、それどころじゃない。
という時期が訪れます。
お洒落で身体にピッタリの小さめの服は、窮屈で動きにくく、
普段着ると、小さな子供の世話で汚れるので、
まず、家の中でキレイな服を着なくなる。
そして、子供は突然、「オンモ」と言いだし、
友達が遊びに来たりして、普段着の服を人目にさらすことになる。
普段着の自分をさらしても、
あれ? みんな優しいじゃん。
おしゃれしてもしなくても、みんな変わりなく接してくれるじゃん。
っていうか、誰も私、
見てないじゃん。
というところから始まって、そのうち、普段着を人目にさらすことに、抵抗がなくなり、たいていの所へ
普段着で出掛けだす。
ここからはもう、坂を転げるよう。
誰も何も言わないし、特別、周りの人の態度が変わることもないから、
気が付いたら、
以前、ガールズ仲間と競い合ったような、
お洒落戦線からは、完全離脱。
ガールズ仲間と会わなくなるし、
なんと言っても、楽で、
経済的。
一度そこにお金を掛けなくなると、
もうなかなかそこに、お金を掛けられなくなる。
子供の服、おむつ代、ミルク、おやつ、おもちゃ、お教室、習い事…、
家族にかかる物はたくさんあって、
その費用捻出が最優先。
さて、でも数年経って、
自分の年齢が上がってきたら、
ある日突然のように、私もキチンとしたいな、
と思う。
多分、子供に手がかからなくなってきて、
時間的にも余裕ができたのと、
なぜか、周りが、少しずつ言い出す。
若さでカバーできていた、Tシャツ一枚姿も、
年齢の上がってきた女性では、妙に、みすぼらしい感じになってしまう。
そろそろ限界か~、
お洒落戦線、離脱。 からの復活だ!
いやいや、しかし、この実践。
これが意外に難しい。