「成功力」 斎藤一人著。「人から好かれたい」、人と上手く過ごしたいなら、「威張っちゃいけない、ナメられちゃいけない」こと知る。 人からナメられない方法。
「人から好かれたい」「人から、優しくされたい」、であれば、「いい人」をやめてみるのが得策。
え? と意外に思うかたもいらっしゃるかもしれませんが、
現実の人間関係をみても、
いい人だから好かれる(大切にされる)わけじゃないと思います。
人に笑顔を向けられたり、優しくされたりする人って、
「いい人だから」というわけじゃなく、
どちらかというと、その逆で、
この人怒らせたらコワそう、とか、(笑)
この人に何かしたら、絶対やり返されそう、とか、(笑)
むしろそういう理由で、人は相手を大切に扱うかどうかを決めていたり、
本能的に、弱い人より、強い人を「好き」と言ったりするようです。
力のない優しい、何してもやり返されなさそうな、
強いバックもなさそうな人は、
けっこういいように、ボロボロにされていたり、
それでもニコニコしていたり、
友達でいたり、
笑顔でいたりして、
こんなことしても良いんだ、という変な勘違いをされて、
また軽い扱いをされていたりすることもあるように思います。
当たり前ですが、人からナメられると、本人的に幸せな気持ちになれない。
辛いと思います。
斎藤一人さんによると、
人は威張ってもいけないけれど、
ナメられてもいけないそうで、
この場合、
「威張っちゃいけない、ナメられちゃいけない」を一日100回ぐらい言うといいそうです。
そう言葉に出していると、
「脳が、ナメられちゃいけない」と認識して、勝手にナメられない行動をとってくれる。
ナメられる人は、ナメられる行動をとっているからナメられるわけで、
その行動をとらないようにしてくれる。
人からナメられないことなんて、できるの?
という人でも、
「あなたには出来なくても、脳はできる」のだそうで、
「威張っちゃいけない、ナメられちゃいけない」を一日100回ぐらい言葉をつぶやくことを続けるだけでナメられなくなるそうです。
とりあえず1か月ぐらい、試してみると、言いなれて、続くようになると聞いたことがあり、
始めに1か月、とにかく言ってみる、と思って始めると良いかもしれません。
(こちらの記事。『私にはできなくても、脳にはできる。 「こんな魅力的な私に、素敵な彼氏が来ないなんておかしい」ぐらいに思うといいようです。 斎藤一人さん「成功脳」。』)
一日100回、というと面倒くさそうですが、
まず、10秒の間に、自分が何度、この言葉を言えるか数えてみて、
それを6倍すると、1分間に言える回数が分かります。
時間にすると、2分もしないで100回言えたりするので、
(ゆっくり言うより、早口言葉のように、サラサラと連続で言うのが良いそうです)
一日2分もしないことを続ける、と思うとラクだと思います。
もし、自分に「いい人」という自覚があるなら、
人に軽んじられているという気がしているなら、
「自分を、自分じゃない」と思ってみるのもいいかも。
いい人って、やられているのが自分の時は我慢しますが、
他人の時は、同情していたりもするので、
自分を、他人だと思って、客観的に見て、
あの人(自分)、かわいそう、とか、
私だったら味方になって応援してあげる、とか、
俯瞰(ふかん)で見て
冷静に思ってみる。
そして、もし、自分がいい人で、人からナメられている、と感じたら、
「威張っちゃいけない、ナメられちゃいけない」と一日100回言うことを続けてみる。
累積納税額日本一、銀座まるかん創設者。
日本一多額の税金を納めるほど成功した斎藤一人さんのアドバイス。
「成功のコツは口ぐせと笑顔。それだけでいいんです」とのこと。
この本に載っていました。