美肌にも健康にも、全く違う! 生きている 「本物のお味噌」
かなり昔になりますが、
お味噌屋さんの奥さんと若奥さんの肌がとてもキレイだということを、取り上げていたテレビ番組を見たことがあります。
お味噌汁はもちろん、毎日のお料理の中にふんだんに味噌を取り入れ食べていて、
その効果だと放送していたのですが、
本当に肌が美しくて、手も顔もツヤツヤ。
お味噌ってこんなに凄いんだ、と思った記憶があります。
ただ、日本人として生活している中で、お味噌屋さんほどではなくてもお味噌を食べる機会は多くあり、
そこまでの効果を実感しているか、と言われると、それほどでもない。
なんとなく「知識」で、お味噌は良い、と思っていた感じで、今イチ実感できませんでした。
ところが最近、
「お味噌は、お味噌屋さんでちゃんと売っているものが良いんだって」、とか、
「市販されているお味噌は、生きているお味噌と違う」、と、
たまたま別々の所からお味噌の話題がでました。
調べてみると、一口に「お味噌」といっても、
一般に出回っている安いお味噌は、流通している過程で発酵しすぎないように、発酵を止められていたり、
年数や手間を省いて、短期間で仕上がるように添加されていたり、と、
もはや生きているお味噌とは言いづらい品質であったり、
健康食品としての効果が期待できないものが、とても多いそうです。
きちんと期間をかけて丁寧に作り込まれた本物の味噌で、微生物の働きがあり、
食品として、大切に仕込まれた真心のあるものでないと、食品といえども、本物の働きはできないのかもしれません。
主婦になってお料理をするようになり、知ったことは、
手を抜いたら手を抜いた味になり、例え手間でも、きちんとつくれば、本当にホッと出来る、全く違った物が出来上がる。
ということでした。
それぐらい、主婦になる前に知っておこうよ、というところ、と、
言えなくもないわけですが、(笑)
お料理は、「おいしい」と言うだけではなく、
同時にもっともっと奥の深い、それ以上のものだ、ということも感じるようになりました。
魂に響くというか、身体の細胞の一つ一つにしみ渡ってゆく感じ、と言うか、
旨味以上の、滋養というか、究極「食」って何なんだろう、と考えさせられるような熱をもった料理がある、ということです。
(作れるって話とは、ちょっと違いますが。(笑))
そういえば新婚の頃、美味しいお料理をパッパっと魔法のように作り、家族の食卓を楽しく、そして手早く彩れる奥さんになりたくて、
「カンタン!」「手軽に」「パパッと」「手早く」、というようなタイトルにひかれて料理本を買いあさった私は、
年数が経って、その手の本を全く買わなくなりました。
自分の手間を惜しむより、家族の体に本当にしみ渡る、滋養のある本物のお料理を作りたい、と思うようになったからです。
このへんは、年の功、と言えなくもないのですが(笑)、
脂っこい物があまり食べられなくなってきたり、
体の調子に直結する食の大切さが分かってきたり、
量より質になってきたり、
年齢を重ねた、ということも大きいかもしれません。
さて、自分自身で、なかなかそういう極めた料理を作るのは、現実には難しかったりするのですが、
少しでも体に良いものを家族の食卓に載せることが出来るように、
食材を選ぶことは大切です。
「食」は全ての基本ですが、その中でもお味噌は、日本人には欠かせない食材の一つ。
「食」の中でもこういう基本の調味料は、きちんと抑えておきたいな、と思うのですが、
普段の生活に欠かせないというだけでなく、健康にアンチエイジングに
味噌は本当にスーパーミラクル級にすごい食材です。
ここを偽物で済ませてしまうのは、もったいないかもしれません。
「マルカワみそ」は、天然醸造法で本物の生味噌を100年以上作り続けている蔵元です。