自分は「スゴくない」と思いこまされて生きている日本人。 先輩や親の、本音。 『斎藤一人 世界一ものスゴい成功法則』
日本人だけなのか、世界のどの国でそうなのか分かりませんが、
多くの人が、「自分はスゴくない」と思いながら生きています。
謙虚が美徳、とされる日本ではとくになのかもしれませんが、
「自分はスゴい」、なんて言ったら、即、注意され戒められてしまうことが多いからだと思います。
例えば、新入りの後輩が「自分はスゴイ」などと言ったら、
「何っ?! 違う、お前はまだまだだ! まず、そこから教えなければ」、
と、先輩は、イの一番に思ったりする。
先輩自身が、本当に後輩のためだ、と思っていたりすることもあるので、
なお、悪循環になりやすいのですが、
先輩もそうされてきたことを、後輩に返そうとします。
でも、「自分はスゴくない」、なんていうことを、わざわざそこまで力を入れて教える必要があるのか。
そこで自信を失ってしまうことの方が、何を成し遂げようとするにも、大きな損失で、
そのあとのフォローを誰がするのか、
なんてことは考えられていない気がします。
本気で後輩の成長を願い、先輩の自分自身を越えて成長させようとする人で、
さらに、その後輩が一番力が出せるように出来る技量も持ち合わせている人なんて、
すごく少ないと思います。
例え人を育てたいと考えても、
現実に育てるには、その思いと、技量の二つが必要で、どちらが欠けても、相手を伸ばすことは難しい。
実は他人が育てようとアドバイスするより、
誰もアドバイスしてくれる人はいない、自分自身で考えて行動するしかない。
と思った方が、よっぽど簡単に成長できます。
で、ちょっと考えてみると、
もし、自分がその先輩だったとして、
現実に後輩が自分を越えて大きく成長し、会社や社会で評価され、のし上がっていく、
自分は、それほどでもない、
ぐらいになったら、
本心から喜べないかも知れません。
(妬みってこともありますし。)
パートナーとして、共同で業績を残さなくてはならない、という一瞬もありますが、
たいていの場合、一緒にいる人は最強のライバルともなりえる存在。
相手が上になったら、自分が下になる。
という状態で、「育てる」は厳しい。
先輩が心の奥から本当にしたいことは、後輩を伸ばすことではなく、
後輩が生意気にならないように抑えて、自分の下につけること。
自分を持ち上げさせ、盛り上げる役目に終始させること、
ということも多いのかもしれません。
子供や後輩は、自分の言うことを素直に聞き、
自分を慕い、自分に親切。そして頑張り屋。
そういう存在であることが理想で、
反抗的、生意気、自分をないがしろにする、
という存在にならないように育てようとする。
そういうことも多くあると思います。
つまり、ちょっと衝撃的?ですが、多くの場合、本当に自分が成長するのには、
そういう先輩は、いない方がいい。
自分自身が、自分自身の判断で、自分を成長させるために全力を尽くします。
よほど良い先輩に当たらない限り、それが理想かもしれません。
さて、自分自身の大きな成長の糧になり、大きく輝く人になるために欠かせないもの。
それが、「自信」。
多くの若い人が、「自分はスゴい」なんて、思ってもいけないような気持ちになってしまっているような気がするのですが、
本当に、それが良い事か? と言われると、
そうでないかもと思います。
そういえば斎藤一人さん(累計納税額日本一の大成功者)の本で、成功したい人、幸せになりたい人は、
「自分はスゴいんだ」を一日百回ぐらい言い続けてみるといい、というようなことが載っていました。
斎藤一人さんのお話は、いつも考え方を180度転換させ、目からウロコが落ちるようなことが多いです。
著書を読むと、なぜ、自分が上手くいかなかったのか、
斎藤一人先生のように、納税額日本一の商人ではなかったのか、
良く分かります。
成功する人、上手くいく人には、
そうなって当然の考え方がありました。
斎藤一人先生(納税額日本一の商人の方)は、先を行く人。
今年の自分の仕事は、もう何年も前に終わらせているそうです。
著著、「斎藤一人 世界一ものスゴい成功法則」 (語り下ろしCDつき!)
読んで実践すれば、導かれるように、きっと天が味方をする生き方を身につけ、
本当に「自分はスゴい」と思いながら生きることが出来るかもしれません。