白髪染めに、「ヘアマニキュア」。 してみた個人的感想。
白髪染めに、ヘアマニキュアを使ってみました。
はぁ~、タイトルみて実感しました。
私もそういう年齢なんだな~って。
(自分で書いておいて何ですが。(笑))
きっかけは美容室で勧められたことですが、たまたま行った美容室二か所で、全く同じようなことを言われまして、
ヘアマニキュアになりました。
まず、私の希望。
白髪を染めて年数を重ねると、毛髪が細くなり、薄くなったように見える。
私の母世代(けっこう年配)を見ていると、みんな細くパサついてきて、同じような髪質になってきているように感じる。
年齢で細くなる部分もあるけど、
みんな同じようなパサついた髪質になってくるのは、染色剤の影響なのではないかと思う。
あの髪質になるのをさけ、将来なるべく髪が細くならないようにしたい。
それから、いつも一か月に一回とか、きっちり染められるわけではないので、
(時間がもったいなく。)
多少伸びていてもみっともない感じにならない染めにしたい。
という二点。
2か所の美容師さんのお話では、
(別のところの美容師さんで、同じ系列の美容室でもなかったのですが、言っていることがも全く同じでした。)
ヘアマニキュアがお勧め。
メリットとしては、
ヘアマニキュアは、髪の中に浸透しないで表面につくだけなのでダメージがあまりなく髪が細くなりづらい。
染める色を濃くせずに調整して入れたら、時間がたって生えてきたところからでも「白髪の白と、染めているところの境目が目立ち過ぎる」ということに比較的なりにくい。
デメリットとしては、
・ 表面に色がついているだけで、本当の白髪染めのように一度脱色してから色を入れるわけではないので、
髪色が黒のところにも、白のところにも、そのままヘアマニキュアの色がのることになり、
黒のところはさらに黒っぽく、白のところはヘアマニキュアの色がそのままでて、髪色が二色になりやすい。
(黒髪のところは、髪色が明るくならない。)
・ 昔よりはずいぶん改良されているが、日数が経つにつれ色落ちはしてくる。
・ 髪の根元から染められず、数ミリ浮かせたところから染める形になる。
私はまだ黒髪が多いのですが、やはり白髪も目立つという分量です。
ヘアマニキュアでなく本格的な「白髪染め」にしてしまうと、全ての髪を脱色してそこに色を入れる形なのでダメージが激しく、
色落ちしない分、染めた髪色の黒と、
時間が経って生えてきた生え際の白髪の白とがはっきり分かれて、ツートンカラーのようなちぐはぐな感じになるため、それを避けるためにまた染める形になり、
一度染めるとこれから長い期間染め続けることになるので、
だんだん髪自体の健康が失われ、見た目のボリュームもなくなってしまう感じになることを懸念してました。
で、
たしかに、ヘアマニキュアをした場合(初めての場合は色が入りにくくとくに)、色が落ちて抜けてくるので、
時間が経つと、白髪で染めた部分と、黒髪のうえに染めている部分が分かるようになり
(全体的には染まっているけど、よく見ると白髪と黒髪の部分で色が2色、というような状態)、
でも、全く染めていないときのような白髪と黒髪のコントラストが白黒はっきりしている、というほどでもなく、
いわゆる「目立ちにくい」という状態になるかと思います。
なので、一度染めたけど、これからもずっと染め続けるのは嫌だなと思っている人や、
時間が経っても生え際から生えた白髪が目立たないようにしたい、と思っている人には、向いているかも知れません。
私も、そんなにマメではなく、そもそもこれからも染め続けるか迷っている人なので、
(黒髪と白髪の)髪色の二色も、それほどはっきり二色というわけでもなく、近い色で光に当たったり、よく見ると少し違う、ぐらいで、(染める色にもよります。 ヘアマニキュアは色が豊富で選べるのも特徴だそうです。)髪を傷めることなく優しく染められて、良かったと思います。
ただ、本当に若々しく、とか、
みんなから若くキレイにみられるように白髪を隠したい、と思っている方には多分合わない。
ヘアマニキュアは美容院で染めても、頭皮に付かないようにして染めるそうで、
生え際の本当の根元から染めず、数ミリ浮かせて色がはいるため、
染めてから短期間、すぐ生え際から白髪がのぞくという感じにもなります。
ただ、染めたところの色も薄くなるため、
染める前の白と黒よりは、若干コントラストが緩い、優しい感じにはなっているように思います。
どちらかというと「染める」というよりも、「目立たなくする」という感じかもしれません。
ここらへんは、どのくらいの頻度で髪に手間と時間をかけるか、
自分は、どんな感じの髪質ですごしたいのか、など個人の好みによるところだと思います。
染めたい、でも髪の太さや健康なども気になる方は、美容室で相談されるなど、
いろいろ試してみるといいかも知れません。